人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ご冗談でしょう、ファインマンさん。

毎日野菜食べて大豆食べてトマト食べて。
黒酢飲み々、玄米フレークに牛乳かけ過ぎ腹こわし。

そんな秋深し今日此頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
何かと絶不調ですが、あれは出来ない。あっこれやりたーい。なんてぇ甘い々スウィートの
様な仕事の選びっぷりの中(ニ括ぐらいはしましたが…聞いてくれてなかったかな(泣
何とか躯の為に平静を保っておる次第です。
20代30代が毅然としてる中40代は「誰にも気づかれないそぅ!ここは天国!」
だと思ってるのかな。そんなに働くのが嫌いなのかな。楽なのは何よりもいいものね。
わたしはこの仕事が大好きだ。働くのが好きなんて何だか馬鹿っぽい?そうかもね、うふふ。
しかし「楽をモノにする」手腕は流石年季の入ったおばさま方が編出した
永く勤めたいが為の素晴らしい技とも言える。
致し方あるまい。その方が賢明なのだろうし一利有る。
好きでやってる方が世の中少ない。黙ってても腹は減る、飯を食って雨風もしのがなきゃね。
(そう言うわたしも既に相当のおばさまなのだった…くっ)

こんな風だから耳イカれるんだな。しまったしまった今宵も又口角を上げる運動だ!

そんな変なストレス(ってどんなだ)の毎日より重大な異変に最近気づいた!

最近裸眼だと10:6位の感じで活字が平体60%位に見えて来た。
眼にもくるんだなこれが。(ってぇ事は!毎朝鏡の中でずんぐりしてる自分、
ホントはスラってしてて恰好良いのか!この腹はホンとは胸なのか!な訳ないな…)

加えて長い時間、読めなくなってきたぞ。それで最近はあせって(?)活字を読んでいる。
(お婆さんになったらたとえ、段ボールハウスの生活だったとしてもだ。
日銭で古本を貪り読み乍ら、眠る様に春の陽射しと新聞紙に包まれながら…。
って言うのが夢だったのに。それすら叶わんのか。)

それで最近読んだ本。
●ご冗談でしょう、ファインマンさん(上/下)(R.Pファインマン
  これ物理学がどうのこうのなんて全くわたしには解らないけど面白い!
  (いつもなら朝迄読みたいところを、心を鬼にして1冊30分以内と決めて
  1週間もかかって読んだよ…不便だぁ…)
●蟹工船/党生活者(小林多喜二
●こころ(夏目漱石 ●いろいろ太宰治
  共に子供時分以来読んだ(だからあまり覚えてない、まさか大人になって
  太宰なんて手にとるとは(苦笑
●隠匿捜査(今野敏
●ルパンの消息●第三の時効●看守眼(横山秀夫
●岳物語/続岳物語(椎名誠
●死*体を読む(上野正彦
●点と線(松本清張
●告白(湊かなえ
●デザインする人と現場●扉のデザイン(ピエブックス
●7つの習慣(スティーブンRコヴィ−

そして毎日の〆は
湯槽でゴルゴ。(もうぼろぼろだ!ゴルゴ13

3時!??過ぎてる!
半年ぶりの夜更かしだ。素晴らしいな!夜更かしって。
また粋のいい日に夜更かししたいなぁ。

今度は何時だ?(解らん…

# by gad-about | 2008-09-21 02:58 | 読む  

バイオミメティクス/驚異的な方向転換やら琥珀の中の眼球は

●バイオデザインなら
 ドイツの工業デザイナー、ルイジ コラーニ(1970年代当時、奇矯な造形をする
 インダストリアル・デザイナー)が自然界の生態にはたらいている力の原理に基づく
 自らの形態表現を呼んだ言葉。なめらかな曲面をもつボールペン・カメラなどが
 製品化(大辞泉)(日本では80年のチョロQのデザイン、1986年「T90」キヤノン
 のカメラデザインなんか。)
●バイオアートなら
 バイオテクノロジー(生物工学)から得られた情報(生物の顕微鏡写真・接写写真など)
 を用いて、生物の形態の面白さを絵画やデザイン作品に表現するもの(同上/大辞泉)
●では..バイオミメティクス(生体模倣)とは...
 (P82)自然のデザインから着想を得て工学、科学、医療などの課題を解決する分野。
 ナショナルジオグラフィック(2008.04/P76-P99参照)
 http://www.nationalgeographic.co.jp/

いやはやこんなに面白い記事を4月号、5月号とホったらかしていたなんて...
○メルセデスベンツのコンセプトカーはハコフグ
   ハコフグは数いる魚類のなかでどうやらずば抜けた理にかなった流線形を
   もつらしい。竜骨のような体のエッジが姿勢を安定させる。
○サイケでハデなモロクトカゲは乾燥地の水集め
   このトカゲの特技?は後足でわずかな水を吸い込み効果的に体内へおくる。
○蛾の目の構造は偽札の流通を防ぐ技術に既に摘要
○琥珀に閉じ込められた4500万年前のハエの眼球の構造は太陽電池パネルに既に採用

そうわたしが一番ワクワクしたのはこのハエだ! すごいよハエ。
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0804/feature02/_04.shtml
(バイオミメティクス自然に学ぶ設計思想)
毎秒150回羽ばたいて、静止飛行(ホバリング)をしたり、急上昇や急下降もでき、
直進飛行から、0.05秒以内に90度方向転換することが可能なのは世界中で君!ハエだけだ。


戦闘機で同じ急旋回をしたら機体はあっという間にバラバラだ...(P90〜)
(そんな事に興奮して調べ出したらもう日曜日なのさ!....あぅ...)

# by gad-about | 2008-06-08 01:21 | 読む  

loveとpeace-60年代って何?

60年代って何? (双書 時代のカルテ)
石川 好 〈2006.11〉

やっと休みだと思った途端、今日は体調が良い感じだ。と思い込んでしまった。
金曜から全然眠れん。よって沢山読んでしまった内の一冊。

ブラックパワー、ヒッピー、フラワーチルドレン、カウンターカルチャー、
ドゥ・イット、........何故にこんなにもスローガンになったのか。

今「わたしはリベラルだ」〈自由主義的、 因習などにとらわれない様〉なんて言ったら
さぁ大変だ!それがどんなに輝かしいと思われてもだ〈思われないか。〉

憲法 第9条〈平和主義ー戦争の放棄.戦力の不保持.交戦権の否認〉を守ると声高に
いっていた声も小さく聴こえる今日此の頃.....

なんでこんなに「プチ転向」が起こるのか。(p5〜p10参照しています。)
得に日本は何故に耳ざわりのよい声に傾倒するのか。

そんなにポジションや目に映る姿のみ気にかける素、根源は何ぞや。
耳障りのよいスローガンを採用する、そんなコピー社会。

アメリカのみならず当時〈65〜69年〉そこにいた石川好さんの日本人感もおもしろい。
短い本乍ら内容は盛り沢山だ。

もっと早く生まれたかった!

# by gad-about | 2008-06-01 07:28 | 読む  

夢見る力

「これはいったい何ごとか。」
「...であるべし。」を使う場合。
(...である。聞いていない(知らない)。..(又は)既に解っている。/同義。)
会話を遮るようにかぶせられるこの言葉は、何時も不思議で面白い。
この言葉が飛び交う度にどんな究極的価値体系(大袈裟な...)に結び付けて
使っているのだろうと不思議でならない。
「これはいったい何ごとか。」...とても面白くて不思議。

何か大切な事を言おうとしている様に見えたり、
興味をそそる魅力ある事柄に魅せたいという努力に見えたり...あるいは、
単に威嚇に見えたり。....多分まとまる物もまとまらなかったろうなぁと
残念に思ったり。

私は今日もこんな事に、なけなしの乏しい想像力(=夢見る力)を使ってしまった。

こうして日々繰り還していくと「毒気を帯びた」とか「恐るべき」とか「無意味な」
と言うような形容をたえず用いる自己戯画化・セルフパロディーとなっていくのだ。

そうしてなけなしの私の「夢見る力」は、10日分の分量を毎日24時間で使ってしまい
枯渇状態だ。

※参照(コリン・ウィルソン著作集)

●夢見る力/コリン・ウィルソン
 サブタイトル「文学と想像力」だからこんな私の書いた馬鹿文と全然違います!
 想像力の問題を契機に書きだしてますからサルトル、ドストエフスキー
(クラぁ〜...全然読んで無い...)読んで無くっても(そんなこの私でも)面白い本。

でも『夢見る力』って言葉がいいよ。
  『夢見る力』.....あーやっぱりいいよ。
  『夢見る力』.....あーーーいい響きだ。

# by gad-about | 2007-10-11 01:35 | 読む  

臨場/ガリレオ/犯人に告ぐ/地底魚/

この2週間ったら帰ってから用事が山盛りで本が読めずにクラクラしていたら
土曜日から変な発疹(週末活字欠乏発疹と呼んでいる)が!

急いで?今日読んだ本。

●犯人に告ぐ(上・下)/雫井 脩介
 上を読んでしまったら直ぐさま下を読むしか無い。どこまでエピローグが続くんだ
 と焦らされた後は早い。秀夫(横山)に一喜一憂してしまう自分はまるで違う
 警察捕物物語にこのファンタジーはすばらしい、小説なら何でも出来ると改めて思う
 ばかりだ。しかし巻島が豊川悦司か...あーあの不敵でイカした濁声、
 映画ならいいかも...。

●地底魚/曽根圭介
 途中だった「地底魚」読了。後からびっちり会話で言われても...昔映画終了真際に
 突然...あれから2,000年...とかクレジットが入って会話だけで終わるスピルバーグの
 映画(なんだっけ...瞬きしない当時有名子供が出ていたな)みたいな、1頁が3コマ位
 であとはふきだしの台詞でびっちりな漫画みたいな...おっ江戸川乱歩賞なのですか...
 私にはこの地底魚を読み込める力量がまるでなかったんだな...。

●臨場/横山秀夫
 やっぱり秀夫。まいるな秀夫。終身検死官...心憎いな、秀夫。

●探偵ガリレオ/東野圭吾
 秀夫の後では何を読んでも娯楽なのだった...。
 ガリレオは福山か。かっこ良すぎる。もっと目がグリグリしてて耳が立派で
 唇が無いぐらい薄い..そうだなぁカフカ(外人かぃっ)みたいな...感じだと勝手に
 おもってた(どんなだ)。

# by gad-about | 2007-10-08 03:43 | 読む